Theory - 勝つための11のセオリー -
街の不動産屋さんが負けていく理由
"街の不動産屋さんが負けていく理由とは何か。その答えはたった一つ、情報がないからです。
街の不動産屋さんの多くは社長さん一人で経営しているところが多いもの。地場に深く根ざしてはいるのですが、だからこそ積極的に外に出て情報収集をするようなこともありません。一日のうちに接する人間はといえば、一人か二人の飛び込みのお客さん。奥さんまたは事務員の女性。何だかよくわからない飛び込みの営業マンはさっさと追い払い、早々に帰宅して家族と食卓をともにする……。こんな閉鎖的な環境にいては、世の中で忙しく飛び交っている有益な情報を手にすることなど不可能です。
成功するビジネスとは、親切で、社会の役に立つもの
"不動産屋さん本来の存在意義や目的とは、大家さんから預かった部屋を埋める。消費者に物件を紹介する││それだけではないはずです。知り尽くしたわが街と深く関わり、その歴史や文化を守り、育てる。それは街の不動産屋さんでしかできないことなのです
日本経営教育研究所代表、経営コンサルタントの石原明氏が言うように、「成功するビジネスとは、親切で、社会の役に立つもの」でなければなりません。どこの企業でも、経営理念ではそれを考えているはず。
勝つための11のセオリー
"本書で紹介する11社は、全国の不動産屋さんのまさに代表格。経営者が確固たる決意を持ち、当たり前のことを当たり前にやる、やると決めたことをやり続ける。着実な経営をする真面目な企業ばかりです。
11社の不動産屋さんには〝ゴールデンルールと名付けられた〝インターネット不動産経営において、これだけは絶対に守るという規律が存在します。
個々の皆様がどんな取り組みをされたかについては、是非本書でご確認ください。